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永久歯はどこから生える?前歯・奥歯のタイミングを解説
2026.11.05
親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のあおぞら歯科クリニック下総中山院です。皆さん、永久歯は前歯と奥歯のどちらから生え始めるかご存じでしょうか?
お子さまの歯がぐらぐらし始めると「次はどの歯が抜けて、どこから永久歯に変わるのだろう」と不安になる保護者の方は少なくありません。実は永久歯には生え変わりの順番がある程度決まっており、最初に生えてくるのは前歯ではなく奥歯であるケースがほとんどです。この記事では、永久歯が生え始める場所と時期の目安を、乳歯との違いも含めてわかりやすくご説明します。
永久歯は奥歯から生え始めるのが一般的です
永久歯の生え始めというと、前から歯が抜けていくイメージをお持ちの方も多いのですが、実際に最初に生えてくるのは奥歯です。具体的には、6歳前後で乳歯の一番奥に「六歳臼歯(ろくさいきゅうし)」と呼ばれる第一大臼歯が生えてきます。この歯は乳歯が抜けたあとに生えるのではなく、乳歯列の奥にまったく新しく追加される形で生えてくる点が特徴です。
六歳臼歯は永久歯の中でも特にかみ合わせの土台となる重要な歯ですが、生えたばかりの時期は歯の質がやわらかく、溝も深いため虫歯になりやすい傾向があります。当院では、この時期のお子さまに対してフッ素塗布やシーラント(奥歯の溝を薬剤で埋めて虫歯を予防する処置)をおすすめし、患者様一人ひとりのお口の状態に合わせたケアをご提案しています。
前歯の生え変わりは奥歯とほぼ同時期に始まります
六歳臼歯が生え始めるのとほぼ同じ時期、6歳から7歳ごろにかけて、下の前歯(下顎中切歯)から乳歯が抜けて永久歯に生え変わり始めます。その後、上の前歯、そして両隣の側切歯へと、前歯の生え変わりが続いていきます。
前歯の生え変わりでよくあるご相談が「永久歯がねじれて生えてきた」「隙間が空いている」というものです。多くの場合は成長とともに周囲の歯が生えそろい、自然に落ち着いていきますが、永久歯同士がぶつかり合うように生えてくることもあるため、気になる場合は早めにご相談いただくことをおすすめします。
永久歯が生えそろうまでの流れと年齢の目安
永久歯は6歳ごろから12歳から13歳ごろにかけて、決まった順番でゆっくりと生えそろっていきます。全体の流れを年齢の目安とともに整理すると、以下のようになります。
・6歳〜7歳:第一大臼歯(六歳臼歯)、下の中切歯
・7歳〜8歳:上の中切歯、側切歯
・9歳〜11歳:犬歯、第一小臼歯、第二小臼歯
・11歳〜13歳:第二大臼歯(十二歳臼歯)
このように、永久歯は奥歯・前歯・犬歯・小臼歯・奥歯という順に、部位を変えながら段階的に生えていきます。ただし、これらの年齢はあくまで目安であり、生えるタイミングには個人差があります。半年から1年程度前後することも珍しくないため、多少早くても遅くても過度に心配する必要はありません。
生え変わりの時期に見られやすいトラブル
生え変わりの時期には、以下のようなトラブルが見られることがあります。
・乳歯が抜けないまま永久歯が奥や内側から生えてくる
・永久歯が生えるスペースが足りず歯並びが乱れる
・生えたばかりの永久歯の溝に汚れがたまり虫歯になりやすい
こうした状態は、レントゲン撮影による永久歯の位置確認や、必要に応じた乳歯の抜歯によって対応できる場合が多くあります。当院では定期的な検診の中でお子さまの歯の生え変わりの状況を継続して確認し、変化に早めに気づける体制を整えています。気になる症状がある場合は、我慢せずに早めの受診をおすすめします。
まとめ
永久歯は前歯からではなく、6歳前後で奥歯の六歳臼歯から生え始め、その後前歯、犬歯、小臼歯へと順番に生えそろっていきます。生えるタイミングには個人差がありますので、心配な点があれば一人で抱え込まず、あおぞら歯科クリニックまでお気軽にご相談ください。
この記事の監修者
あおぞら歯科クリニック下総中山院 院長 黒澤 薫(歯科医師)
明海大学歯学部卒業後、埼玉県及び千葉県内の歯科医院にて勤務。
平成26年に医療法人社団爽晴会あおぞら歯科クリニックに入社。
平成29年9月よりあおぞら歯科クリニック下総中山院 院長に就任。
現在は院長として、患者さまに寄り添う歯科医療を心がけている。
本記事は、医療情報の正確性・分かりやすさに配慮し、歯科医師監修のもと作成しております。