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自宅でかんたん歯のホワイトニング!
2024.10.15
親子三代で安心して通える歯医者、船橋市のあおぞら歯科クリニック下総中山院です。
近年、自宅で手軽に歯を白くする「ホームホワイトニング」が注目されています。クリニックでの施術よりも費用を抑えられ、自分のペースで白い歯を手に入れることができるホームホワイトニングには魅力がたくさんあります。しかし、具体的にどのような方法なのか、費用や注意点などは把握しにくいところもあるかもしれません。そこで、ここではホームホワイトニングについて詳しく解説していきます。
ホームホワイトニングを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
1. ホームホワイトニングとは?
ホームホワイトニングは、自宅で手軽に歯を白くする方法です。歯科医師や歯科衛生士の指導のもとで行われる歯のホワイトニング方法です。
◎ホームホワイトニングの方法と流れ
ホームホワイトニングを始めるためには、まず歯科医院を訪れてホワイトニング用のマウスピースを作成します。このマウスピースには薬剤を塗り、3時間ほど装着します。通常は毎日行い、目標の白さになるまで継続します。
◎ホームホワイトニングの効果と時間
ホームホワイトニングは時間をかけて歯を白くすることができるため、自分のペースに合わせて進めることができます。効果の実感はすぐには得られませんが、2週間程度経過すると効果を感じることができることが多いです。
◎ホームホワイトニングの費用と注意点
ホームホワイトニングには購入するキットの費用だけでなく、追加料金が必要な場合もありますので、ランニングコストにも注意が必要です。また、ホームワイトニングを始める前にはいくつかの注意点があります。効果が出にくい場合や、ジェルやマウスピースの追加購入、ホームワイトニングの時間帯や頻度、歯科矯正との併用など、知っておくべきことがあります。
2. ホームホワイトニングの料金
ホームホワイトニングの料金は以下のように内訳されています。
1. マウスピース製作費
歯科クリニックで行われるホームホワイトニングでは、マウスピースの製作が必要です。個人の歯の状態やクリニックによって、マウスピース製作費は異なります。
2. 薬剤費
ホワイトニング効果を得るためには、薬剤を使用する必要があります。薬剤がクリニックで処方されます。薬剤の種類や使用本数によって価格は異なります。
ホームホワイトニングでは、マウスピースを一度作製すれば、基本的には薬剤費のみで歯を白く保つことができます。ただし、白さの持続や効果を高めるためには、継続的なケアが必要であり、追加料金がかかる場合もあります。
3. ホームホワイトニングのメリット・デメリット
ホームホワイトニングには、以下のようなメリットがあります。
ホームホワイトニングは持続期間が長く、自分の都合に合わせて行えるため便利ですが、効果の現れるまで時間がかかることやトラブルの対処が難しい点には注意が必要です。
◎メリット
・持続期間が長い
ホームホワイトニングの薬剤は濃度が低く、徐々に歯を白くする効果が現れます。そのため、即効性はありませんが、効果の持続期間は長いです。個人の歯の色やホワイトニングの頻度によって異なりますが、おおよそ1年程度は白さを維持できます。白さの持続を重視する方には、ホームホワイトニングがおすすめです。
◎自分の都合に合わせて行える
ホームホワイトニングは自宅で行うことができるため、自分の都合の良いタイミングや場所で行えます。マウスピースを装着している間は飲食はできませんが、それ以外の時間は自由に過ごすことができます。通院や医師に依存することなく、自分のペースでホワイトニングを進めることができます。遠方に歯科医院がある方や通院が難しい方にも便利です。
◎費用を節約できる
ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングに比べて費用を抑えることができます。オフィスホワイトニングは歯科医師や歯科衛生士の手技が必要ですが、ホームホワイトニングは自分で行うことができるため、技術料がかからないというメリットがあります。経済的な面で負担を軽減したい方には適しています。
ホームホワイトニングのデメリットは、以下の点が挙げられます
◎デメリット
・効果が現れるまで時間がかかる
ホームホワイトニングは薬剤の濃度が低いため、効果を実感するまでには時間がかかります。一度の使用では劇的な変化を感じることは難しいですが、継続的に行うことで効果が徐々に現れます。ホームホワイトニングは即効性を求める方には向いていません。
◎トラブルへの対処が難しい
ホームホワイトニングは薬剤を自分で扱うため、誤った使い方をするとトラブルを引き起こす可能性があります。オフィスホワイトニングでは、トラブルがあってもすぐにプロの歯科医師に相談できますが、ホームホワイトニングでは自己判断で対処する必要があります。また、ホームホワイトニングには虫歯や口内炎に悪影響を及ぼす場合があるため、痛みや異変を感じたらすぐに歯科医師に相談することが重要です。
◎自己管理が必要
ホームホワイトニングでは、マウスピースや薬剤の管理が必要です。マウスピースを紛失したり破損した場合は、再製作が必要になることがあります。使用後はマウスピースを清潔にし、専用のケースで保管しましょう。また、薬剤の使用量や使用方法に注意し、トラブルが起こらないようにしましょう。
4. ホームホワイトニングの流れ
ホームホワイトニングを行う際の主な手順は以下の通りです。
◎お口全体の診察・カウンセリング
まず、歯科医院でお口全体の診察とカウンセリングが行われます。歯の状態を調べ、ホワイトニングが適しているかどうかを判断します。また、希望する歯の白さやトーンを具体的に話し合い、目標を共有します。
◎クリーニング、治療の実施
ホワイトニングを始める前には、歯のクリーニングが行われます。歯の表面に付着した汚れや歯垢を除去し、ホワイトニングの効果を最大限に引き出すために準備をします。また、虫歯や歯周病がある場合は、事前に治療を行う必要があります。
◎マウスピースの作成
次に、ホームホワイトニングに使用するためのマウスピースを作成します。粘土のような材料を口に入れて噛んで自分の歯の形をとります。この型をもとに、専用のマウスピースが作られます。通常、マウスピースの作成には1~2週間かかります。
◎ホームホワイトニングの実施
マウスピースが完成したら、ホームホワイトニングを開始します。まず、歯科医院でマウスピースの使用方法やホワイトニング剤の塗り方などが指導されます。その後、自宅でマウスピースを1~2時間装着し、ホワイトニング剤を塗布します。ホワイトニングは通常2週間ほど継続することで効果が実感できます。
5. ホームホワイトニングの注意点と白さの持続コツ
ホームホワイトニングを行う際には、注意点や白さを長持ちさせるコツを知っておくことが大切です。以下では、注意点と白さの持続に役立つポイントを紹介します。
◎ホームホワイトニングを始める前に確認したい注意点
ホームホワイトニングを行う前に、以下の注意点を把握しておきましょう。
◎ホワイトニングの効果が出づらい場合とは?
歯の色が一般的な歯よりも濃い場合や、重度の変色がある場合は、ホワイトニングの効果が出づらいことがあります。ただし、ホワイトニングの期間を長くすればより白くなる可能性があります。個人によっては白さの限界があるため、目指す白さや期間については歯科医師と相談しましょう。
◎ジェルだけ、マウスピースだけでもらえる?
ホワイトニングジェルやマウスピースがなくなった場合は、歯科医師に相談する必要があります。追加でジェルを購入したり、マウスピースを再度作ったりすることが可能ですので、問い合わせてみましょう。
◎ホワイトニングをする時間帯と頻度はどのくらい?
一般的な歯の黄ばみ程度であれば、2〜3週間のホームホワイトニングで自然な白さにすることができます。基本的には一日一回、約2週間毎日続けて行いますが、時間が超過したり薬剤が喉に流れる危険性があるため注意が必要です。多くの人は夜寝る前に行うことが多いですが、寝ないように気を付けましょう。
◎歯科矯正と同時にホワイトニングはできる?
歯科矯正中の場合は、マウスピースをそのまま使ってホームホワイトニングを行うことができます。さらに、一部の歯列矯正では、ホワイトニングも同時に行うことができます。インビザラインのマウスピース矯正は、ホワイトニングも同時に行えます。
◎ホワイトニング後の効果を長持ちさせる方法
ホームホワイトニングの効果を長く維持するためには、以下のポイントに注意しましょう。
・コーヒーやワインなどの飲料を控える
彩色が濃い飲み物やタバコは、歯に色が付着しやすくなります。ホワイトニングの効果を持続するためには、これらの飲み物や習慣を控えることが重要です。
・メンテナンスが大切
歯の白さを維持するためには、定期的なメンテナンスが必要です。歯科医院でのチェックやクリーニングを定期的に受けることで、歯の色も美しく保つことができます。
・ホームケアも重要
歯科医院でのメンテナンス時には、適切なホームケア方法も教えてもらいましょう。市販の歯磨き剤にはホワイトニング効果が謳われているものもありますが、歯科医院で勧められたものを使用する方が効果が期待できます。
まとめ
ホームホワイトニングはマウスピースの作成や薬剤の使用など、一定の手順を踏む必要がありますが、自分のペースで歯を白くすることができる便利な方法です。一方で効果が出るまでに時間がかかったり、トラブルが発生した場合の対処が難しいデメリットもあります。ホームホワイトニングを成功させるためには、注意点を十分に理解し、自分に合った方法で取り組むことが大切です。
よくある質問
◎ホワイトニングの効果が出づらい場合とは?
ホワイトニングの効果が出づらい場合は、歯の色が一般的な歯よりも濃い場合や重度の変色がある場合です。しかし、ホワイトニングの期間を長くすれば、より白くなる可能性があります。個人によって白さの限界があるため、目指す白さや期間については歯科医師と相談する必要があります。
◎ジェルやマウスピースはどのように入手できますか?
ホワイトニングジェルやマウスピースがなくなった場合は、歯科医師に相談すると、追加でジェルを購入したり、マウスピースを再度作ったりすることが可能です。