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犬歯誘導って知ってますか?

こんにちは!

船橋市のあおぞら歯科クリニック下総中山 歯科助手、トリートメントコーディネーターの渡邊です!

みなさんGWは楽しめましたか?

 

私は潮干狩りに行き、なんとか手首の日焼けは免れたものの、

ビーチサンダルの跡だけくっきり残ってしまいました…笑

これからサンダルを履く時期なのに恥ずかし〜い

 

 

 

さて、今日は犬歯のお話です!

先日噛み合わせについて学ぶ機会があり、

とてもとてもとーーーっても大事だと感じたものがあったので、1つご紹介させてください!

 


まず犬歯って聞いたことありますか?

犬歯は前から3番目の歯で、【犬に歯】と書くんですが、先端が少し尖った形をしている特徴があります。

よく八重歯と言われたりするんですが、八重歯だとピンときませんか?

少し馴染みのある言い方ですよね。

 


レントゲンで見ると、さらに特徴が分かるのですが、歯の根が長く太いんです。

長く太いということは、骨にしっかり深く埋まっているということなんです。

 


噛む時ってカチカチと縦に噛むだけでなく、食べ物をすりつぶすように、横に動かしたり、いろんな方向に噛み合わるんですけど、

犬歯は長く太いため、横のうごきにも活躍してくれている歯なんです。

犬歯が横の動きを担当してくれていることで、前歯は噛みちぎる、奥歯はカチカチとものを噛み砕く担当に専念できるんですね。

 

 

 

マンションの構造を想像をしてみてください。

マンションを建てる時、耐震、いわゆる横揺れの地震対策をしますよね。

地中深くに、長く太い杭を埋めて地震に強い建物にします。

この杭と同じ役割を犬歯はお口の中で担当してくれているんです。

 


なので犬歯が正しい位置にいてくれないと、周りの歯とのバランスがズレて、周りの歯に余分な力がかかってしまいます。

歯には1本1本に役割があります。

そのバランスの中心にいるのが、犬歯なんです。

 


八重歯がよくかわいいって言われますよね。

確かにその方のチャームポイントなんです。

チャームポイントなんですが

犬歯が正しくない位置にある場合の言い方が八重歯なんです。

正しくない位置にあるので、犬歯としての働き機能としては、発揮できていないわけです。

 


犬歯にしっかり働いてもらえるように正しい位置にいてもらうこと。

それがお口の中全体、他の歯を守ることにつながるということを覚えておいてください。

 


どうですか?

犬歯すごい大切にしたくなりませんか?

 

 

 

 

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